ヒートパイプ

ヒートパイプ
ヒートパイプ
ヒートパイプ
ヒートパイプ

ヒートパイプ

ヒートパイプは、二相冷却による放熱技術の一つです。
金属製のパイプの内部に液体が封入されており、液体が蒸発するときの気化熱により、効率的な放熱・冷却機能を実現します。
50年以上の歴史があり、高い信頼性を持つBoyd Corporationのヒートパイプは、これまで1億本以上が出荷され、様々な現場で使用されています。
メーカーBoyd Corporation
用途CPU/GPU等の冷却

ヒートパイプの仕組み

熱源からの熱により、ヒートパイプ内部の液体が気化して熱源の反対側に到達すると、熱が放出されて液体に戻ります。
この繰り返しで、CPU他様々なデバイスの効率的な冷却を行うことができます。
また、高い熱伝導率はヒートパイプの大きな特徴の一つです。
アルミニウム、銅、グラファイト、ダイヤモンドなどの熱伝導率は250 W / m・Kから1,500 W / m・Kの範囲ですが、ヒートパイプの熱伝導率は5,000 W / m・Kから200,000 W / m・Kの範囲です。

ヒートパイプの仕組み

Boyd Corporation製 ヒートパイプの特徴

  • ご要望に合わせたウィックのカスタマイズが可能で、デバイスのパフォーマンス向上に貢献します。
  • 独自の手法により、お使いのデバイスに合わせて様々な形状のヒートパイプをご提案します。
  • 他の放熱技術と組み合わせることで、より効率的な熱管理が可能です。

一例として、空冷ヒートシンクとの組み合わせは多くの実績があります。

Boyd Corporation製 ヒートパイプの特徴