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普及が進むプッシュイン端子台に対応! インターケーブルのフェルール端子&アイ・クリンプ工具

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普及が進むプッシュイン端子台に対応! インターケーブルのフェルール端子&アイ・クリンプ工具

フェルール端子は、差し込むだけで配線できるプッシュイン式の端子台に対応する圧着端子です。
これまでヨーロッパなどの海外では主流でしたが、近年、日本でもプッシュイン端子台の導入が加速。フェルール端子やその施工のための工具のニーズが高まっています。
そこでこの記事では、ケーブル工具メーカーとしてヨーロッパで多くの実績を持つインターケーブルツール社のフェルール端子と圧着工具をご紹介します。

1.インターケーブルツール社とは?

インターケーブルツール社(Intercable Tools)は、イタリアに本社を置く電設工具メーカーです。自動車部品等の開発で世界的に評価が高いインターケーブルグループの一員として、ドイツ、イタリア、オーストリアなどのヨーロッパで多くの実績を持っています。

インターケーブルツール社の製品の特徴は、電気工事の品質を高め、作業を効率化する独自の工具ラインナップ。フェルール端子自体は、国内メーカーからも開発・販売されていますが、専用の圧着工具と合わせて使うことで施工性・施工品質を高められるところがユニークなポイントです。

日本では2019年より、株式会社北海道ダイエィテック様がインターケーブルジャパン(Intercable Japan)を運営されています。

2.プッシュイン端子台の普及傾向

プッシュイン端子台は、端子を差し込むだけで接続することができる端子台です。端子はバネによって固定されるため、従来のようにネジを締める作業が不要。配線作業を効率化することができるため、工場ロボットの制御盤など、配線箇所の多い現場への採用に向いています。

プッシュイン式はもともと欧州での採用が主流でしたが、近年では国内でも複合より線を用いて端子台や分電盤のスペースをコンパクト化する傾向が加速しています。国内でのプッシュイン端子台の導入に伴い、複合より線のばらけを防止するフェルール端子の需要も高まっています。

プッシュイン端子台の普及傾向

3.インターケーブルのフェルール端子の特徴

インターケーブルツール社は、2021年6月から日本市場でフェルール端子と専用圧着工具の販売をスタートしました。

同社の導体付属品は、フェルール端子活用で先行するヨーロッパのメーカーが手掛けた、信頼性の高い製品であることが特徴。国際規格であるIEC(International Electrotechnical Commission)、EN(ヨーロッパ規格)、DIN(ドイツ規格)に準拠しています。

ラインナップも「絶縁タイプ」「ツインタイプ」「短絡防止ワイドタイプ」「非絶縁タイプ」の4種があり、さまざまな条件に対応できます。また、各タイプでサイズも豊富に展開されています。

【インターケーブルのフェルール端子ラインナップ】

●絶縁フェルール端子:複合より線のばらけを防ぐ一般的なフェルール端子
●ツインフェルール端子:2本の電線挿入に対応
●ワイドフェルール端子:絶縁力が高く、短絡のリスクを低減
●裸フェルール端子:絶縁カラーのないフェルール端子

フェルール端子ラインナップ

4.インターケーブルの圧着工具の特徴

インターケーブルツール社の圧着工具は、「アイ・クリンプ(i-Crimping)」と呼ばれる独自の圧縮方式が特徴です。
楕円形を組み合わせたような特殊なダイス形状がポイントで、これにより作業効率アップ、接続部の品質向上・リスク低減を目指すことができます。

圧着工具の特徴

【圧着方式による比較イメージ】

圧着方式による比較イメージ

【アイ・クリンプ工具の特徴】

●外径コンパクト化 →挿入性が向上し、作業効率を高める
●効率のよい圧着形状 →接続部の性能を高め、高い電気特性が得られる
●突起の低減 →接続部のリスクを減らし、信頼性を高める

5.SDSのおすすめポイント・お問い合わせ

SDSでは、インターケーブルのフェルール端子、アイ・クリンプ圧着工具商品の国内唯一の代理店として、北海道エリアを除く全国で商品の提供を開始しました。2021年秋頃には、在庫の配備を予定しており、お客様へすばやく納品できる体制を構築中です。
また、施工方法を説明する動画など、お客様に商品をより良く知っていただくための情報も発信してまいります。サンプルやカタログなどのご用命はホームページからお気軽にお問い合わせください。

>フェルール端子・圧着工具に関するお問い合わせ

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