新世代の解体可能型レジン分岐ボックス 2022年1月から発売開始!

2022年1月、セルパック社から販売される新世代の分岐ボックス「セルボックスCG」の取り扱いがスタートしました。セルボックスCGは、WAGOのワンタッチコネクタとOBOベターマンのプラグインシール分岐ボックス、セルパックの解体可能レジンがコラボレーションし、キット化された製品です。「ワンタッチ接続」「防湿・防水」「解体・再接続」を実現する、これまでにない分岐ボックスをご紹介します。
1.セルボックスCGの特長
セルパックが提供する「セルボックスCG(Universal Box‐CG)」は、接続部のすぐれた保護性能と簡単接続を両立する、これまでにない分岐ボックスです。それぞれに利点を持つボックス、コネクタ、レジンを組み合わせてキット化することで、利便性を高めながら、高い性能の接続を実現しています。
ボックス:日本初登場!OBOベターマンのプラグインシール式分岐接続ボックス
ドイツで100年以上の歴史を持つ電設資材メーカー、OBO BETTERMANN GmbH(OBOベターマン)のTシリーズを採用。柔軟なEVA製ノックアウト部はケーブルを直接差し込み、通線が可能です。また、レジンの防水性能があるため、防⽔目的のケーブルグランドは不要です(※ケーブルの固定等は別途必要)。


コネクタ:WAGOのワンタッチコネクタ
国内で広く使われているWAGO社のワンタッチコネクタ221シリーズを採用。圧着工具不要なワンタッチ導体接続を実現します。

レジン:セルパック半透明で解体可能なキャストレジン(CGレジン)
すぐれた防⽔性能、防湿性能、絶縁性を付与するキャストレジンもセットになっています。レジンは解体可能なため、接続部に簡単に再アクセスできます。2液混合硬化型で、現場での注入も簡単です。


2.セルボックスCGの採用メリット
セルボックスCGは、日本の製品ではこれまであまりない解体可能型レジンを採用した分岐ボックスであることが特長です。メンテナンスや増設にも容易に対応でき、資材の有効活用につながります。セルボックスCGを採用するメリットは、このほかにも以下のようなものがあります。
解体可能型レジン採用で資材を有効活用できる
高い絶縁・防⽔・防湿性能を⻑期間維持できる
(レジン性能:保護等級IP68、絶縁耐⼒30kV/mm以上)
シリコンやイソシアネートを含まず環境に優しい
圧着⼯具不要で作業を効率化できる

3.用途のご提案
このように、簡単なキット施工で、⾼い性能の接続を実現するセルボックスCGは、過酷な条件下で長期的に信頼できるボックス接続を必要とするユーザー様に最適です。接続部を確実にシーリングできるため、高い保護性能を求める箇所に適しています。
洗車場
屋外配線
塩害地域
工場内配線(粉塵等への対策)
一般住宅(リフォーム等での解体・再接続)
4.SDSのおすすめポイント
セルパック社のセルボックスCGは2021年末に輸入を開始し、2022年1月から販売開始された注目の商品。国内で販売を行うのは現状、SDSのみです。
SDSでは、セルボックスCGの在庫を取り揃え、スピーディに納品できる体制を整えています。また、新しい商品のため、サンプルをご覧になりたいなどのニーズにも柔軟に対応しています。
5.お問い合わせ
セルボックスCGに関する詳しい資料やサンプルをご覧になりたい場合は、ホームページからお気軽にお問い合わせください。